だいぶ遅れて最北端へ。大型の台風１５号、北海道へ上陸。
●第２回北海道ツーリング記 その５
～ 最北端編 ～
だいぶ遅れて最北端へ。大型の台風１５号、北海道へ上陸。
| ●１４日目 ２００３年 ９月１２日 快晴 宗谷岬 旅も折り返し地点 |
まずバイクが倒れていないか確認しに目クソをほじりながら外へ出てみると、無事だったが、テントの引き綱は１本外れていて、ペグは回って外れていた。自分が建てた簡易住居の方が危なかったのである（汗）
撤収して、昨日の残り物パンを食べていたら、隣のキャンピングカーな釣りオジサンから声をかけられて、うどんを御馳走になった。キノコ入っているのは辛いゾ（汗）
バイクのことを、バイキという変な訛りの人。キャンパーのマナーが低下していると嘆いている。釣った魚をあげたのに、お礼一つ、あいさつ一つしなかった人がいたという。ヤーネー。
あと、私の荷物が多すぎると言っている。「ちゃんと、この中の物、全部使っているの？」と訊かれたので、首を縦に振りました。
「あと３分の１は減らせると思うけど」と言っているが、寝袋さえ小さければねえ。。。あと、夏用ジャケットがいらないし。
8:30頃出発。宗谷岬が遙か彼方に見えてきた頃、バイクのＯＤＯメーターが３００００ｋｍを超えた。
▲Ｒ２３８、宗谷国道。遙か彼方の宗谷岬が拝めるほど快晴です。
Ｋ８８９は入口が砂利道＋上り坂のため、諦めてしまった（←モッタイナイ）
10:00頃宗谷岬に着く。停めた右隣には青ＳＰＥＣⅡが。左隣には、ＯＤＯメーターが２７万キロのＢＭＷが。スゲー。スゴスギルゾ。この調子で、目指せ１００万キロである（笑）
カンコーバスがいない隙に青ＳＰＥＣⅡな方と写真撮って、お土産店で、×××や、ｎｎｎを買い（謎）、朝食べ忘れたパンと白い恋人チョコレートドリンクを食す。
チョコレートドリンクを飲むのは２度目だが、やはり複雑な甘い味。カロリーメイトジュースの比ではない（←ホントニ）
前回売っていた、＠＠＠ｎｎｎ×××は売っていなかったが、ここ限定ではないから まあいいや（激謎）
前回来たときは、一日中大音量で宗谷岬の歌が流れていたが、今回はそれが無い。駅舎内の落書きは全てペイントされて消されていた。ノートに足跡を書いていったが、どうして ここに来てまで某掲示板のような中傷誹謗チックなコトバが書かれているのだ？
しかも、日本最北端のガソリンスタンドで給油したら、レシートが、
「日本最北端に、（・∀・）ヨウコソ！」 だもんネ。弱った弱った。稚内まで某チャンネルに汚染されたのか？
▲最北端の地を かみしめる思いで（←しめすぎである）
このツーリングレポートを書いているのは、家で寝るよりテントで寝た方がよく眠れる こんなムサイ雪男です。絶望したヒトはスミマセンネ（このホムペ見ている人は殆ど身内だと思うけど（汗））。彼女ヰナヰ歴２０＋ｎ年なもので（爆）
（仕切直し）ここから旅の後半戦がはじまる。
カンコーバスで混雑してきたので、出発。稚内のスーパーで、５２５円チャーハンが具が多く、旨い。
北海道一のライダー憧れの道ともいえるＫ１０６を一往復しようと計画する。
まずＫ１０６を南下して、Ｋ５１０、Ｋ６１６、Ｒ４０、Ｋ１３８ と、サロベツ原野の中を進む。
単調な道ばかり走っていて、眠くなったら、、、
▲寝る（爆）
一眠りしたあと目が覚めて、出発しようとしたらヘッドライトのバルブが切れた。日本最北端でのトラブル発生（汗）
メーターバイザーを外してスペアバルブに取り替える。Ｋ９７２から再びＫ１０６を北上。
▲今度はＫ１０６ 直線ロードを北へ、稚内へ戻る。逆方向からも走りたくなる道。
Ｋ１０６は他の北海道の道とはひと味違う。ホーテーソクド おわｋｍ／ｈで走るのは、まず無理な道（爆） そんなチッポケな思いは、ここのソーダイな景色にかき消され、いくら走っても同じ風景が続き、錯覚してきて いつの間にか ぬふわｋｍ／ｈくらいで平然と流していることに気づくと思う（爆） なんせ、クルマの流れもそのくらい（爆）
北に向かう道では向かい風のため、メーターバイザーに身を隠してもぬおおｋｍが限界だったが、もしやと思い、Ｕターンして南向きに走ってみたら、見事な追い風。あっという間にメーター読みぬゆゆｋｍまで出てしまった。実質ぬゆあｋｍくらいだろう。リミッター作動。そんなことを試しているのがコワイ（爆）
ぬあわｋｍでも、地元クルマが追い抜いていきました（汗） そうしたら、そのクルマが突然減速してきたので、ナンデヤネンと思ったら、対向車線からパトカーがやってきた。ソーユーワケカ（爆）
あっという間に錯覚しそうな遙か長い直線路を経て、稚内に到着。さて、どうしよう。何も決めてない（汗汗）
台風が北海道に上陸、明日には稚内が暴風域になるとのことから、ＲＨ＠最北端みつばちの家 へ。
オーナーが早速出迎えてくれたが、方言が早口すぎて解読できない（汗）
17:00 稚内温泉＠童夢へ。お湯は温めで嬉しい。ミストサウナというものを初体験。地元の人が、漁についての会話をしているが、何言っているのか半分くらい分からない（汗） デジカメを密かに充電。（←充電器がないため、勘弁シテクレ）
北海道ツーリングに来てから、車体にステッカーが着々と貼られていく。こんなふーになるとは思ってもいなかったのに、しかし、エライことになっている（汗）
フロントフェンダーには貼りたくなかったのだけど。もう貼るところがない（汗）
▲空の色が刻々と変わる鮮やかな夕焼けを じっくり拝んだのは生まれて初めて。（無論、実物は写真に撮れないほどキレイでした（汗））
ＲＨへ戻ると、オフロードバイクが３台。ネイキッドバイクは私だけ（汗）テレビを２週間ぶりに見た。21:15 ＲＨ内でオーナーの記念撮影。
宗谷岬や、ＲＨの旅人ノートを読んでいくとキリがない。チューハイ２本とロイスホワイトチョコ１枚食べたら、異様に酔いがまわってきたので、歯を磨いてヘルメット磨いてシールドを洗浄して、22:30頃眠。
２年ぶりに北海道に来ることができて、何か変わったのだろうか？ 達成感のあることをしたのだろうか？ 分からない。諦めたコトや諦めた道も沢山あるし。。。モッタイナイ。
なので、あまり考えない。今を楽しむ。明日から後半戦だ。
本日の出費：６２７０円（内お土産代２６４３円） 走行距離：292.2km 累計：3116km
| ●１５日目 ２００３年 ９月１３日 曇→雨 台風直撃 |
宿泊記念にステッカーがもらえたのが嬉しい（通し番号付き）
『１泊７００円もとられたが、ステッカー付きだからお得！』と手書きの日記に書かれていました。一体どういう金銭感覚をしているのでしょうか（爆）『次にココに来た時は、床に寝て熟睡したい』とも書かれています（爆）
▲再びＫ１０６で南下します。台風接近中のため、曇って風が強くなってきました。
今夜は留萌の無料ＲＨに避難することに決めた。１８０ｋｍほど先なので、あと３時間で着けば台風接近までに間に合うと思い、海岸線沿いに南下する。
Ｋ１０６を南下すると、１時間でトリップメータが８７ｋｍという数字を指す。信号待ちもあったのに（ん゛）
考えが甘かったのか、Ｒ２３２、手塩あたりで雨が降ってきた。これはマズイ。空はまだ明るい。雨具に着替えず、そのまま走る。
ブーツカバーの底には穴が空き、リアバックのベルトの支えのゴムが１箇所切れた（汗）
10:10、雨が本降りになる前に留萌みつばちハウスＲＨに着。車庫があるので有り難い（クルマは不可）
本日、ここに新しくやってきたのは私だけだった。皆台風だから足止めとなっているそうだ。休みの残り日数が少なくなってきたことに危機を感じ、台風が来るまでの僅かな時間を惜しんで走行してきた筆者でありました（汗）
カツゲンには、３種類あることが判明した。ＲＨの壁に３種類の紙パックが飾られていた（笑）
歩いてスーパーへ行き（結構遠い） イクラを買った。自分で食材を買う場合は地元スーパーに限る。１００円ショップで鮭フレークを買い、昼はＲＨでガスを使い御飯を炊いて（『１０円もカンパした』と書いてあります（爆））イクラ鮭フレーク丼を作った。どこかで１６００円で食べた某丼と見た目は変わらないぞ。しかも、それ以上に、豪華に味付け のりをまぶした。完璧だ（笑） イクラは、噛みきれないほど歯ごたえがある。冷蔵庫の中はカツゲンだらけ。このＲＨは、メグミルクに相当貢献しているだろう（笑）
ポテトサラダを食し、食後に別腹＠プリンを食べ腹一杯。雨風共に強くなってきて、いよいよ台風が来たようだ。ああ、車庫の中にバイクを置いておけるとは、何と有り難い。。。
車体を拭く。ＲＨ内は、自分以外は、連泊ｏｒ常連ｏｒヌシ組！？
▲夜になり、留萌市街を一人歩き。たまには徒歩で街を探訪するのもいい。
▲入った銭湯は、昭和時代にタイムスリップしたかのように懐かしい。
風呂上がりには、コーヒー牛乳でしょ。
窓が赤いのは、救急車の灯りではなく、街灯の灯りです。
定食屋の５５０円チャーシューメンは微妙。古本屋で買った漫画本は文字が沢山書き込まれていた。うーむ゛。
このＲＨは、ＲＨというより、寮という感じだ。地元のヌシ（？）が管理している。なので、無料なのに管理が驚くほど良く行き届いている。
今夜中に台風が過ぎてくれれば有り難い。強風にもビクともしない（←そりゃ、テントじゃないのだから）ＲＨの中で、眠りにつく。
つづく。
本日の出費：４２８９円 走行距離：178.7km 累計：3294km
（ここまで）