●第２回北海道ツーリング記　その１
　〜　本土の洗礼編　〜

●持ち物：

（左サイドバッグ）
　チェーンオイル、チェーンクリーナー、コッヘル×２、ガスストーブ、米、割り箸、ラチェットレンチ＋φ２４ソケット（チェーン伸び調整用）、サイドバッグ・リアバッグ用レインカバー、軍手（チェーン給油作業時用）

（右サイドバッグ）
　１人用ドームテント一式（もう５０泊は使ったと思う）、冬用手袋×２、ブルーシート、ホッカイロ×１、トイレットペーパー×２、南京錠

（タンクバッグ）
　手帳、ボールペン、地図（ツーリングマップル北海道・関東甲信越）、一枚地図（東北）、全国地図（マックスマップル）、定規、ライター、耳栓、単４電池×６、絆創膏×３、ＬＥＤライト、デジカメ、シールドクリーナー、ラジオ、ティッシュ、不織布、水入りペットボトル500ml、温度・高度・方位磁針付き腕時計、お菓子少々

（リアバッグ）
　冬用ジャケット、冬用ズボン、衣類圧縮袋×３＠１つめ（下着４日分、長袖ポロシャツ×１、Ｇパン×１）＠２つめ（靴下×５、フリース×１、寝巻兼トレーナー・ズボン×１）＠３つめ（封筒型寝袋）、防寒用インナーシュラフ、シュラフカバー、エアマット、空気で膨らます枕、コンタクト×１ヶ月分、虫除けスプレー、裁縫道具、北海道パンフレット・ガイド類、栓抜き、爪切り、ココア粉、液体洗剤、歯ブラシ、お風呂セット（シャンプー・タオル大・小・アヒル隊長（←ぉぃぉぃ））、ヒゲソリ、水入りペットボトル1L・1.5L、デジカメ充電アダプタ、非常食、フクピカ×１、予備ガスカートリッジ×１

（リアバッグに括り付け）
　防水カバー（中身；雨具（上下）、ブーツカバー、グローブカバー）、バイクカバー

（バイク収納ボックス内）
　ロック×ｎ、工具、手ぬぐい、書類、空気圧計、パンク修理剤、予備ヘッドライトバルブ×１、予備プラグ×１、ガムテープ、両面テープ

（装身）
　夏用ジャケット（北海道着後、すぐ冬用へ着替える）、半袖ポロシャツ、Ｇパン、夏用手袋、ヘルメット、ブーツ、財布、バイクのキー

　・・・と。何も見ていなくてもスラスラ書けるので不思議です。

●無い物

　鏡：バイクのバックミラーを使えば、イラネ。テント内でコンタクトを入れたり、ヒゲを剃る時は、ヘルメットのミラーシールドを使う。
　折りたたみイス：うーん。かさばらなそうで　かさばる。バイクに横座りになるので、イイヤ。
　ケータイデンワ：旅に一番似合わない物。一瞬にして旅の快感を壊し、日常へ引き戻す力を持っている。絶対イラネ（爆）
　パソコン：荷物になるし、旅の時くらいパソコンとは無縁になり、原始的になりたいので、イラネ（汗）

　パッキング完了！　出発前の車体は、下写真の通り。荷物が大きすぎる（汗）　帰ってきたら、どう変身することやら・・・

●１日目　２００３年　８月３０日　曇り→雨　いつもの道

　出発時：

　　ＯＤＯ：２７１７２ｋｍ
　　所持金：約１０万円＋（お土産代として約５万円）
　　体調　：良好
　　天気　：どんより曇り

　　車体　：リヤタイヤに鋭い鉄片が刺さっていたため、パンクの疑い有り。他、日常点検項目は異常なし。

　11:30頃出発するが、少し走ってから、水を入れたペットボトルを忘れたのに気づき、取りに戻る（汗）
　というわけで、出発したのは12:00頃。いつもならR148から糸魚川へ行き、日本海を北上するが、リアタイヤがパンクの疑いがあるため、バイク屋へ寄るため、長野市へ。
　やはりリアタイヤがパンクしていた。→店員に修理してもらう。窒素補充。

　昼過ぎにバイク屋出発。Ｒ１８は混んでいる。ワタハンで衣類圧縮袋を買う（持っているうちの１つが破れていた）。15:30頃上越に入る。Ｒ８とＲ１１６を走り、すぐＲ３５２へ移り、日本海沿いに北上。曇っていて佐渡島は　はっきり見えない。遅いレンタカー多数。Ｒ４０２へ入ると日が暮れてきた。前回の野宿場所へ着くのは夜になってしまうだろう。

　寺泊アメヤ横町はツーリストプライスだったので大衆食堂に入るのはやめた。
　巻町のスーパーで食料と風邪薬を買う。常備する風邪薬は、取り敢えずパブロン。
　スーパーから出てくると、ポツポツと雨が降ってきた。18:30、前回の野宿場所へ行こうとしたら、入口に大きな石が幾つも置いてあり、「危険　立ち入り禁止　通行止」となっていた。慌てて他の場所を探す。
　少し南下した所に登山道の入口があり、そこの草地にテント設営。雨が激しくなってくる。ペグが泥濘で刺さらず、水入りのペットボトルとバイクカバーのベルトを使い、無理矢理括り付ける。
　夕飯はチャーハン、有機栽培バナナ２本、豆乳ヨーグルト。
　リアバッグをテントの中へ取り込んでみると、大きすぎて　足を伸ばして眠れない。

　雨ザーザーの中、21:30頃眠りにつく。

　しっかし、初日から雨である。会社で働く社員からの洗礼であろうか（汗）
　それでも私は引き返さないよ〜（爆）

　本日の出費：５０５２円　走行距離：268.6km　累計：268km

●２日目　２００３年　８月３１日　雨　船に乗り、北海道へ

　3:00頃目が覚めたが、夜が明けてきて6:00頃まで熟睡。雨がボツボツうるさい割には　まあ眠れた。

　船の出発時刻が迫っているので、雨が止むまで待っているわけにいかない。雨の中テントをたたむのは嫌だ。たたむというよりも無理矢理バッグの中に押し込む。おかげでリアバッグに荷物を付けすぎてレインカバーが覆えない。そんな中　出発。
　Ｒ４０２からＲ１１６へ。街中を進んでしまい、時間がかかる。船の出発時刻まで余裕が無くなってきた。
　コンビニで船の中用の食料を購入して、ガソリンを半分ほど補給し、9:50にフェリーターミナル着。10:00乗船。出航時刻の３０分前＝締め切り時刻　の１０分前に間に合った。
　新潟→小樽　行きの船に乗り込む。

　本島を離れる。船に乗ると、「これから遠くへ旅に出る」思いが一気に強くなるので不思議である。四方八方が海一面となる頃、雨が止んできた。日本は雨で、海上は晴れ。不思議だ。

　ぐしゃぐしゃに濡れたテントを乾かすため、船の中へ荷物を運ぶ。

　取り敢えず、腹が減ったので昼用のカップラーメン（麺が固い）とバナナ１本を食べる。もう今日は運転しないので、北海道への出発記念として、をさけ＠氷結果汁オレンジ味を飲む。
　テントは30分100円の乾燥機で乾かした。

　天気が良くなってきたので、海を眺める。前回の経験の通り、船の中ではヒマである。タンクバッグのカバーを忘れてしまい、実家に電話するが、全然分からず。
　ゲームコーナーにバトルギア２が置いてあった。家庭用が欲しいこともあり、『試しに』１プレイしてみたら、見事にハマってしまった（汗）　中級や上級を１０回くらいやってしまった。
　隣に置いてあったコナミ製のスリルドライブ２は恐すぎ。

　売店で北海道キャンプ場ガイドを見つけたので購入。そればかり読んでいたら酔って気持ち悪くなってしまう。夕日を　ずっと見ていたら眩しく、視界がユラユラする。船酔い？
　ゆっくりと夕日が沈むのを拝む。

　18:00、夕食＠３色弁当を食べる。幾分気分が良くなる。

　北海道では殆どキャンプ場に泊まる予定だが、優先順位は、
　　１．無料である（有料でも、温泉などがついていたり、見所がある）
　　２．予約不要である
　　３．バイク進入可、又はキャンプサイトのすぐ近くに駐車場がある
　　４．温泉、食料品店が近い。

　21:30頃眠りにつく。起きた頃には北海道が目の前だ。

　本日の出費：１５６０２円　走行距離：35.9km　累計：304km

　
▲上の２枚とも、拡大機能が全くないデジカメにて撮影（汗）　こういった時は、一眼レフが有利。

●旅的思考　細胞の活性化

　ツーリングの出発前、普段は朝、なかなか起きないのに、出発の日に限って早くにバッチリ目が覚め、行動欲が出てきて体の各細胞が活性化してくる。何なのだろうか　このヤル気は。この力が仕事に使えればいいのだが　そういかないようだ（爆）
　しばらくバイクで旅に出て、時間に追われず、過ごしてみる。

　つづく。